当院では最新治療に対して安全性、安定性、経済性、治療後にどのようなことが起きるのかが不明瞭などの理由で実際に患者さんへ治療を行うことに対しては慎重の立場でいます。

 

標準治療=最良治療(現在のところ)

従来の治療方法は長年行われており、症例数が多く、治療後に起きることの予測が立てやすく、経済的で、安全性を確認できています。

科学的根拠に基づいていて、結果は良好ですので、現在のところ最良の治療であると証明されています。

今まで以上の治療法が開発されるのは極めて難しいのかなと思います。あえて、変える必要がないというのが現状です。

 

テレビや新聞の最先端治療

テレビや新聞では「歯科の最先端治療」として、様々な新しい治療法が紹介されています。

「最先端の治療」が必ずしも最も優れている治療とはいえません。

「最先端の治療」は、効果、安全性を検討する臨床試験などによって、それまでの標準治療よりも優れていることがわかった時点で、「標準治療」と位置づけられることになります。

わたしは歯科の専門家です。
テレビや新聞により「最先端治療」をはじめて知ることなどありません。その治療は、もうすでに分析し、問題点があるから行っていないのです。

 

最新の技術、器材などのあらゆる情報に常に目を向けています。

とは言え、歯科に関する、最新の技術、器材などのあらゆる情報に常に目を向けるようにしています。
これは仕事、勉強というより、趣味に近いものがあります。

歯科材料業者さんがあれこれと様々な治療法や器材を出していますが、出ては消え、出ては消えています。

何か良いものはないかといつも探していますが、ここ数年は患者さんと術者(わたし)の双方にメリットがあるような画期的なものは、ほぼないという印象です。

しかし、患者さんには分からないけど、材料などのマイナーチェンジは頻繁に行っています。

  • 接着剤の接着性が少し向上した
  • 詰める材料の色調が少し向上した
  • 消耗品の品質が少し向上した 等々・・・

患者さんには絶対に分からないですが、地味だけれど、品質が確実に向上したものは積極的に取り入れています。

 

 

 


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